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創作とTRPG

【CoC】シナリオの作り方メモ 自己流

私がシナリオを作るときに大体どういう風に作っているか、その流れについて。自分用メモみたいなものです。
言葉が乱雑、あと作る役に立つよ~~~!っていう内容ではなく、あくまで自分のやり方。

 

 

 

 

1*方向性を決める

 基本的には作ろう! と思って作るために考えるというよりかは、あ、こういうのいいな~……作るか。という感じが近い。
 まずコンセプト、シナリオの方向性が一番大事な部分だと思っているため、これが固まらないまま作り始めることはほぼない。
 といっても難しいことを考えても始まらないので、軽いクローズドがしたいな~とか、さくっとクリアできるのがいいな~などの簡単なもので構わない。
 それを思考して、もうちょっと具体的に近づけていく。

●例
 電話が来る、現代日本のシナリオにしよう。電話で告げられる名前は次の日死んでいるとか。

 

2*レギュレーションを作る

 私の場合、概ね頭の中で雰囲気や方向性が決まったら、次はPL向けのものを仮で作る。
 例えば時間はこのくらいで終わるといいな、とか。人数はこのくらいの規模かな、とか。シティだから交渉技能使うな、とか。そういう具体的なものを先に考えると、不思議とネタやアイデアが浮かんできたり……浮かんでこなかったり。
 その時に思いついたものはとりあえず書いておく。たとえば時間制限あった方が楽しそうだから注意事項に加えておこう、とか。NPCが多いとか。
 注意点としては、これは全部仮のもので、必ずしも決定ではないこと。この情報に縛られず、やっぱりこうしたいから修正しよう、というくらいの軽い気持ちで決めておく。


▼以下私が先に決めておく事項
推奨時間(テキセかボイセか書いておくと親切)
推奨人数(人数で規模や難易度がわかる)
推奨技能(シナリオの方向性がわかる)
探索者のすすめ(こういうのだと楽だよ~とか、知り合いだといいよ~とか。無いことが多い)
ロスト率や難易度(難易度とロスト率は別物。無くてもいい情報、自分が分かればいいしPLに教えてもいい)
シティかクローズドか(厳密に異世界的なクローズドなのか半クローズドなのかで大きな違いがある)
時代(現代日本、1920年代アメリカ、大正……など)
注意事項(NPCが多いので交渉が・時間制限が~とか上記に当てはまらないこと)

 これだけ決めておくと不思議とシナリオが出来た気持ちになる。
  ※できてない


●例
 5~6時間くらいのそこそこ長いシティシナリオ。3人は欲しいかな。技能は交渉技能と目星と図書館、聞き耳? あとは思いついたら加えよう。探索者は一人暮らしがいいかもしれないなあ、電話しやすい。ロストはあるけど、そこまで難しくないものにする。時代は現代日本、時間制限がある。



3*あらすじ・概要・真相を作る

 PL向けのあらすじ、KP向けの概要、真相と段々詳細に書いていく。PL向けのあらすじではけして核心を書かない。しかし匂わせるようにする。私が下手な分野。
 概要はほぼ真相に近いが、よりシナリオに必要な文。概ね過去からシナリオクリア(もしくはシナリオのはじまり)までの流れを書いておくと楽だし、結果的にまとめられていい。決まらない場合はわかるところだけ書いて後回しにする。
 真相はシナリオ自体には関係ないような細かい部分まで考える。裏設定やらなんやら、あるとKPがシナリオに対する理解を深められるような。複雑なシナリオであるほど重要な気もする。ここも思いつかなければ後回しにする。一番大事なのは黒幕・もしくは神話生物の目的や理由。ここを根拠あるしっかりしたものにすると、話に現実味をもたせやすい気がする。

●例
 あらすじ:あなたはとある夜、不審な電話を受ける。「……が死ぬ」低い女の声で告げられるその言葉に、あなたはいたずらだと思い笑うだろう。しかし、翌日、ニュースにはその告げられた名前と思しき人間の死亡事故が流れていた……。
 概要:この電話はとある人間があなたに復讐しようと意図的に殺人予告(もしくは殺した後に電話)をしているのである。…………
 真相:端山ますみは、過去に恋人を亡くした。……

 

 

4*神話生物・NPC・AFや魔導書などのデータ

 概要・真相を書くと大体神話生物が決まっているはず。神話生物のいないシナリオでは、この項目はいらない。
 ちなみに私が神話生物を決める際は、方向性に合ったのをルルブめくってしらみつぶしに探したり、ネットでそういう単語をいれたり(クトゥルフ 人の姿 とか)して「シナリオに合わせる」方向で神話生物を決めることが多い。ごくまれに逆で決めるときもあるし、シナリオの方向性→神話生物を決める→やっぱりこっちの方向性にしよう、というパターンもある。その都度今までのデータを修正しつつ進める。
 概ね私は召喚させることが多いので、魔導書のデータや、状況に応じてAFも使用する。おすすめサプリはマレウス・モンストロルム(神話生物メイン)やキーパーコンパニオン(追加の呪文、魔導書、AF)、ドリームランド(一部の神話生物と呪文、AFなど)だ。

 

5*プロット

 ここを考えておくと、正直ほぼ回せるくらいには造詣が深くなっている、はず。
プロットは箇条書きで概要をさらに細かくしたもの、という認識で作っていく。

▼具体的にはこんな感じ

導入:探索者のもとに電話がくる、電話を取ると不気味な声を聞く。「〇〇が死ぬ……」
翌朝、ニュースでその〇〇の死亡事故を見る。SANチェック
その夜、また同じような電話をとってSANチェック。また、奇妙な夢を見る。

1:それを受けて探索者がとりうる行動ABC…………
  ~各場所で入手できる情報など
2:時間で発生するイベント……
3:時間経過によるNPCの行動
4:考えられる結末

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 など。大雑把に考えてもいいし、細かく考えてもいいだろう。
 今流行っているタイプのクローズドだともっと簡単で、各部屋のギミックを順番に記していく感じ。一通り考えたあと、それをひっくり返す流れをいれてみたりして、PLを驚かせる部分があるといいだろう。
 個人的には 初め・真ん中付近・最後 で、区切りのいいところで盛り上がるようにイベントを用意するとだらだらしづらい気がする。
 あと、最低限必要なデータは必ず作成する。資料や、情報など。作れたら素材を作っておこう。
 この場合は真相なども鑑みつつ、PLに色々考えさせたりミスリードさせる部分があってもいい。

 

6*整形

 これは好みになるが、私はやったほうが好きだ。
 具体的には描写を入れ、ところどころ他人が見ても分かるように注釈をいれる。上記の導入を参考にすると……。

▼こんな感じ

●プロット段階の導入
 探索者のもとに電話がくる、電話を取ると不気味な声を聞く。「〇〇が死ぬ……」
 翌朝、ニュースでその〇〇の死亡事故を見る。SANチェック
 その夜、また同じような電話をとってSANチェック。また、奇妙な夢を見る。

●導入描写
 夜、[探索者]がいつものように日常を過ごしていると、不意に固定電話(携帯電話でもよい)が鳴りだした。[探索者]は不思議に思うだろう。こんな夜遅くに、一体だれが……。
●詳細
 ここでは探索者は何をしてても良いが、電話を受け取れるだけの自由な時間・手の空いている時間だと尚良いだろう。職場でもいいが、誰もいない家、もしくは帰り道などを推奨する。その方が恐怖を煽りやすいからだ。KPは事前にPLに打診しておく。

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 ……などなど人に見せられるレベル、誰が見ても理解できるレベルを心がけると、表現力が上がる気がする。

 

 

7*全体の調整

 レギュレーションや、真相部分など、あらためて変更がないか見直す。おそらくレギュレーションは変更・追加部分が多々あるだろう。全体を見直して矛盾を感じなければ、とりあえず完成としている。
 気のおける仲間や身内がいればテストプレイなどをして、更に修正や調整をしていく。







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 ここまで出来ていると、かなりしっかりまわせると思う。
 私は大抵面倒になってプロットの段階・もしくはプロットに行く前に回してしまったりするけれど、マネしちゃだめだぞ☆彡